歯科医師インタビュー DR interview
東京・神奈川に計6院展開している、「医療法人社団 白浩会エス歯科グループ」に勤める小山 怜鷹先生のインタビュー記事です。一日の業務の流れや、教育体制についてもご紹介します。
東京・神奈川に計6院展開している、「医療法人社団 白浩会エス歯科グループ」に勤める小山 怜鷹先生のインタビュー記事です。一日の業務の流れや、教育体制についてもご紹介します。
国立新潟大学歯学部卒
エス歯科グループにて研修
2022年 医療法人社団 白浩会 エス歯科グループ入職
出身地:新潟県/DDSを志したきっかけ:幼い頃よく歯科医院に通っていたため/休日の過ごし方:飲みに行くことが多いです(笑)/特技:サッカー/座右の銘:第一義
まず、エス歯科を知ったきっかけは、新潟大学の臨床研修施設の候補だったからです。 臨床研修施設について調べていくうちに、エス歯科の教育体制に魅力を感じ、クリニックの見学に行きました。
見学を通して、充実した教育体制に加え、大学病院と遜色ない設備や環境に感銘を受け、学ぶ環境として非常に魅力を感じました。私は、大学病院は学ぶ環境が整っていることが魅力だと思っていたので、エス歯科は診療体制がしっかり整備されていながら、その大学病院と比べても大きなギャップがなかったことが、エス歯科を選ぶ決め手になりました。
そして、実際に歯科研修医として入社しましたが、経験を積んでいく中で、理事長である白井先生から直接指導を受ける機会があり、その丁寧で熱心な指導に心を打たれ、「この先生の下で学びたい」と強く思ったのがきっかけで、そのままエス歯科で働くことにしました。
歯科医師の目線から見ると、インプラントに力を入れているクリニックというイメージでした。また、私はサッカーが好きなので、横浜FCのオフィシャルデンティストを務めているということは、スポーツ歯学にも携わることができるのかなと期待していました。
あとは、内装が綺麗で、クリニックの雰囲気が良い意味で歯科医院らしくないなとも思いました。その一方で、自費の治療をメインに行なっているのかなと思っていたので、患者さんからすると少し敷居が高いのかなとも感じたことを覚えています。
イメージ通りであった部分と、イメージを覆された部分と、両方ありました。まず、イメージ通りであった部分は、インプラント治療のクオリティが高く、患者さんの満足度が高かったところですね。
また、実際に横浜FCの選手やスタッフが、治療や歯科検診に通っていたり、ボクシングの井岡選手にマウスピースを提供していたりと、スポーツ歯学に携われるところは期待通りでした。
次に、イメージを覆された部分は、自費・保険に関わらず、患者さんにとって最善の治療であることを最優先しているところです。特に、患者さんとのコミュニケーションは重要視し、丁寧な説明を行っているため、それが結果として自費率の高さに繋がっているのだと思います。なので、入社前に考えていた自費の治療をメインに行うクリニックという認識は、全く違っていましたね…。
エス歯科の「自分の大切な人に受けてほしい治療」というコンセプトを、スタッフ全員がしっかり意識していて、それを提供できる最新の設備と人材がいるのは、エス歯科の強みだなと思います。
あとは、歯科医院らしくない内装や雰囲気は、患者さんからすると少し敷居が高いかなと思っていましたが、それも違っていました。
例えば、エス歯科では、病院らしくない綺麗な内装であったり、歯科独特の臭いを和らげるアロマが設置されていたりと、患者さんが気負わず来院しやすいようにという工夫が随所に凝らされています。入社後に、患者さんに内装や匂いを褒めていただく場面に幾度となく出くわして、むしろ敷居を下げていたのだと気づいて、感動しました。
私は、新潟からきて知り合いも少なく、不安が大きかったですが、温かく迎え入れてくださった記憶があります。最初の頃から今まで先輩や同僚との関係に悩んだ記憶はあまりないです。
それに、エス歯科は、仕事とプライベートのON・OFFがきちんと分かれていて、OFFの時は職種に関わらず、スタッフの仲が良いので、とても話しやすかったです。
あとは、月2回の症例検討会を通して、他院のドクターとも話す機会があるので、定期的に刺激を受けられます。色々な面からアドバイスを頂けるので、どんどん知識を吸収できますね。
また、年齢の近いドクターの先輩も多く、自分の分からないことや不安に思っていることを相談しやすい環境でした。各職種もそこは大きく変わらないと思います。エス歯科グループ全体が、接しやすいスタッフが多いと思います。
私の場合は、メンターの先生の診療の見学やアシストから始まり、徐々に自分で診療を行うようになりました。例えば、CRであれば、カリエスの除去、充填、形態修正・研磨等のステップ毎にメンターに細かくチェックしてもらい、診療後にフィードバックをもらうという形でした。
見学したことをすぐに実践できるので、学びが大きかったです。入社後すぐに診療に忙殺されることはなく、一つ一つの処置を丁寧に教わることができました。
エス歯科では、教育用のマニュアルがあるので、グループ全体で指導が一貫していて、どこの院に行っても基礎基本のブレがないです。
失敗してしまったことは数えきれないほどたくさんあります。ですが、私の所属院の院長はその失敗を咎めるのではなく、そこから何を学ぶかを重要視してくださいます。
それが分かっているので、意識が失敗に持っていかれることがなく、どう改善するかに注力できるのだと思います。そのおかげで、失敗に凹むことはありますが、立ち上がれなくなることはないですね。
また、2年目・3年目の若手の先輩方も同じような経験をしている方が多いので、自身の失敗を踏まえたアドバイスを頂けます。そういった環境も成長の手助けとなっています。
先輩のアドバイスを参考に自分なりに考え、落とし込んで、次の機会に実践するようにしています。
要所要所で先輩たちが自分のことを気にかけてくださっていることを実感するので、先輩方にはいつも頭が上がらないです。
患者様からの期待に応えることのできるドクターになることです。具体的には、主訴の改善のみならず、潜在的にある口腔内のリスクをお伝えし、全顎的な治療を提案できるようになりたいです。
そのために、インビザラインによる矯正治療やインプラントによる欠損補綴について学びを深めていきたいと思っています。
将来的には、患者様の生涯にわたるQOLの向上に繋がる治療ができる歯科医師になることを目指しています。
その日の診療内容や患者さんの情報を確認し一日の動きをシミュレーションします。また、今後の治療計画について相談したい症例などもカルテを準備し、上のドクターに相談します。
朝はスタッフ全員で院内の清掃を行います。患者さん目線で隅々まで綺麗にします。 その後朝礼を行い、今日一日の流れについて全体で情報共有し診療スタートです。
ご飯を食べながら他のドクターと情報交換をしたり、疲れている時は仮眠をとることも。午後に向けてしっかりと休憩します。
午後は診療時間が長いですが、診療しているとあっという間に時間が過ぎます。スキルが未熟な部分は上のドクターにチェックして頂き、フィードバックをもらいます。
診療後の片付けや書ききれなかったカルテのチェックをしてから帰宅します。休みの日の前日は、少し残って練習することも。
新人には教育担当の先輩がつき、マンツーマンで指導。教わる側はもちろん、教える側の成長にもつながる。治療の指針となるマニュアルも用意。ドクター同士で相互実習なども行い、切磋琢磨しながら日々スキルアップを目指しています。
院内では月1回の症例検討会や週例勉強会を開催。さらに各学会や企業主催[30 Under 30]など国内外の講習会にも参加可能。
費用は全額支援する。
法人全体の研修では、外部講師を招いた接遇
マナーの講習も実施。
開業を目指す人には、経営やマネジメントの
ノウハウも惜しみなく伝授する。
インプラントの治療を行いたい方はもちろん、自身のスキルに自信のない方、スキルアップを目標とする方にも、エス歯科をお勧めしたいです。
私自身、治療計画の立て方や、診療技術など、未熟な部分がたくさんあります。自信は経験、知識に裏付けされるものだと思うので、学ぶ意欲さえあれば今足りない経験値を院長がサポートしてくださいます。
確実にスキルアップできる環境がエス歯科には整っていると思います。