歯科医師インタビュー DR interview
東京・神奈川に計6院展開している、「医療法人社団 白浩会エス歯科グループ」に勤める長野 玲恵子先生のインタビュー記事です。一日の業務の流れや、教育体制についてもご紹介します。
東京・神奈川に計6院展開している、「医療法人社団 白浩会エス歯科グループ」に勤める長野 玲恵子先生のインタビュー記事です。一日の業務の流れや、教育体制についてもご紹介します。
国立東京医科歯科大学卒 東京大学医学部附属病院にて研修
2021年 医療法人社団 白浩会 エス歯科グループ入職
出身地:東京都 / 資格・所属学会:日本口腔外科学会 / DDSを志したきっかけ:子どもの頃に矯正治療を受けたこと / 休日の過ごし方:カフェめぐり / 特技:ラテアート / 座右の銘:死ぬこと以外はかすり傷
当法人の魅力は、新人ドクターに向けた教育体制。入職後は法人全体での新人座学研修を受け、各クリニックに配属されてからはメンターの先輩について臨床技術を学びました。そして入職から2週間後には、インプラントの印象採得にチャレンジすることに。
不安もありましたが、理事長からのアドバイスを参考にしながら思い切って挑戦したことで、インプラントへの〝ハードルが高い〞というイメージを払拭できました。また初診の際には咬み合わせを必ず確認するのも当法人の特徴。おかげで「歯が痛む原因」を、虫歯や歯周病といった表面的な疾患だけでなく、咬み合わせや筋肉も含めて総合的に考えられる力が付きました。
研修医時代を過ごした口腔外科とは違い、当法人では包括的診療を行っているため、全顎の治療を希望する方が多く来院されます。分野の異なる治療を組み合わせ、優先順位をつけて進めることは、私にとって全く未知の世界でした。ここで働けば必ず技術を高められると確信しながら、理事長の指導のもと学んでいます。
全顎を改善していくため、患者様によっては治療期間が長期にわたることもあります。その中で心掛けているのは、ご本人の希望にしっかり耳を傾け、納得いただけるまで説明をすること。治療後に「先生だったから頑張れました」「歯医者嫌いが治りました」と言ってもらえると、この仕事をしていて良かったと思います。
今の目標は、インプラントの技術向上です。インプラント学会の指導医である理事長の手技は非常にレベルが高く、患者様の満足度も高いんです。私もこれまで何度もオペを行いましたが、まだまだ改善すべきことはたくさん。次のオペに向けて綿密な治療計画を立て、より質の高い処置を追求したいです。多くの先輩と一緒に幅広い経験を積み、着実にステップアップできる当法人はまさに理想的な職場だと改めて感じています。総合的な歯科治療を学びたい方には、自信を持ってオススメできます。
当法人の先輩ドクターは、尊敬できる人ばかり。一つひとつの治療のレベルが高く、精度もスピードも抜群です。そういった背中を毎日見ることが、私にとって何よりも大きな刺激に。早く先輩たちに近づきたい!と、自然とモチベーションが向上します。月に2回のドクターミーティングでは、「見てもらいたい症例があるんですけど」と、自分から積極的に提案。
年齢や役職を問わず自由に発言できる雰囲気が、とてもありがたいですね。先輩たちは、どんなに忙しいときでも私が困っているとスッと助けに来てくれ、その技術や対応力には圧倒されるばかり。これから後輩が入ってきたら、先輩たちにしてもらったように、今度は私が助けてあげたいと思っています。
将来どのような道に進むかは、まだ決めていません。まずは自分が満足するまで、当法人でとことん学んでいくつもりです。大きな症例も任せてもらえるようになったら、きっともっと仕事が楽しくなるはず。そんな日を待ち遠しく感じています。最初に働く環境は、歯科医師人生の中でとても重要な要素。将来に向けてしっかり勉強したいという人には、自信を持ってオススメしたい職場です。
その日に担当する患者様のカルテを確認し、不安な処置があれば先輩にフォローを頼んでおきます。全員で朝礼も行い、情報共有をします。
基本的には自分の予約枠で患者様を診療。
少しレベルアップした治療に取り組むときには先輩の
チェックを受け、フィードバックをもらいます。
時間に余裕があるときには、先輩と一緒に外出してゆっくり昼食をとることもあります。しっかりリフレッシュして、午後の診療に備えます。
夕方は仕事帰りの患者様で混み合うことも。そんなときでも先輩たちは周りの様子にも目を配っていて、困ったときにはすぐに助けてくれます。
その日の患者様のカルテを整理。「誰が見ても状況がすぐに分かるように」ということを意識して、診療中に得た情報は漏れなく記入します。
新人には教育担当の先輩がつき、マンツーマンで指導。教わる側はもちろん、教える側の成長にもつながる。治療の指針となるマニュアルも用意。ドクター同士で相互実習なども行い、切磋琢磨しながら日々スキルアップを目指しています。
院内では月1回の症例検討会や週例勉強会を開催。さらに各学会や企業主催[30 Under 30]など国内外の講習会にも参加可能。
費用は全額支援する。
法人全体の研修では、外部講師を招いた接遇
マナーの講習も実施。
開業を目指す人には、経営やマネジメントの
ノウハウも惜しみなく伝授する。